会長挨拶

ご挨拶
                                                                               甲元 洋子 

昨年(2017年)の12月、同志社女子大学英語英文学会の発足50周年を記念する講演会とリユニオンパーティを、新装なった「楽真館」1階のラーニングコモンズで開催できましたことは大きな喜びであり、素晴らしい思い出となりました。今年は学会史の51年目。新たな気持ちで一歩踏み出したところです。

遡って学会が発足40周年を迎えた2007年には『同志社女子大学英語英文学会40周年記念誌1967-2007』が発行されています。その中で、当時の学会長、杉野徹先生は、英語英文学会の歴史が、1986年の女子大学の田辺キャンパス移転を境に、前半20年の「今出川時代」と後半20年の「田辺(現在京田辺)時代」にきれいに「2分できる」ことを指摘されています(4頁参照)。

それから2年後の2009年に、英語英文学科は日本語日本文学科とともに、今出川の古巣へ戻って参りました。
2009年から再開された「今出川時代」。私たちは英語英文学会発足の地である今出川キャンパスで50周年という大きな節目を迎えることが出来たのです。それを大変嬉しく思います。更に10年経って60周年を迎える頃には英語英文学会はどうなっているでしょう。ますますの発展を祈念したいのですが、実のところ事態は楽観的な予断を許さぬ状況になっていることをここにお知らせしなければなりません。
有り体に申しますと学会の財政が非常に逼迫しているのです。最大の原因は在学生数の大幅減少による収入の激減です。卒業生からの会費納入も限られており、特に若年・中年の卒業生からの会費納入が少ないのですが、昨今の厳しい経済状況を考えますとこれは無理からぬことかも知れません。増収が望めぬのであれば、学会の財政を健全な状態に戻すためには、抜本的に支出の中身を見直してスリム化を図るしかありません。経費節減のため、幾つかの改革を考えまして、これを運営委員会での議論を経た後、夏の総会に提示させて頂いてご承認を頂きたいと思っております。皆様ぜひご参加下さい。

英語英文学会は卒業生、在学生そして教職員を結びつける研究組織です。意欲的な学生を奨学金で助成し、機関誌・学会誌の出版、講演会・研究会の開催等により、学部生・大学院生・教員の研究意欲を促進し、その結果を発表する場を提供しております。私たちは様々なドアを開けて在学生・卒業生の皆様の知的活動を応援しておりますので、ぜひ覗いてみて下さい。新しい世界が広がることを祈念しております。
これからもどうか英語英文学会の活動にご理解とご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
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